ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« 中小企業の生産性について 大企業と同じ尺度でよいのか? | トップページ | 中高年の世代が及ぼす害毒 »

2019年11月12日 (火)

支配の形を交流分析と宗教で見てみた

 韓国の政治については、儒教の悪影響がある、と言う議論はこのブログで何回か書いた。しかし、この話を交流分析の発想で整理すると色々見えてくるので、改めて書いておく。

 交流分析では人間の役割を


    1. 厳格な親(CP)
    2. 優しい親(NP)
  1. 成人(A)

    1. 従順な子(AC)
    2. 自然な子(FC)

の5パターンに分けている。さて、政治の支配をこのパターン分けで見てみよう。

  1. 西洋文明型の民主主義社会 皆が成人 AーA型
     皆が不完全を認識し協力する
  2. 儒教文明型の支配 支配者が従順な子供を支配 CPーAC型
     支配者が全てを知っている(昔の理想の社会のこと)ので皆これに従え
  3. 仏教文明型の支配 支配者が優しき子供を育てる NPーFC型
     支配者は親の立場で皆に善いように考える。ただし親自身も学んでいる。

ここで、多くの民主主義国家は、1.の西洋文明型を理想としている。しかし、実際は民衆の力がないと、衆愚政治に陥ってしまう。そこで「開発独裁」が必要という議論が出てくる。そこで大事なことは、独裁者の姿勢である。中国や韓国のように、儒教文明が染みついた国は、

「古の聖人の理想を知っている」

と言うことが、支配者の優位性を裏付けている。これが「孔子や孟子」か「マルクス・レーニン」か「毛沢東」かは知らないが、昔の栄光にしがみつき、自らの誤りを認めないのが、この形の支配の特徴である。このように見ると、韓国の文政権の行動も見えてくる。

 一方、仏教思想というのは、日本の自民党政権などが当てはまると思う。自分たちが親の立場ではあるから、子供の要求をできるだけかなえる。そのために、自分たち内部での勉強は欠かせない。これは、議員たちの部会活動や、官僚によるレクチャーを含んでいる。

 ここで仏教というのは、もう一つ大事な話がある。大乗仏教においては、仏は今も生きている。例えば、高野山では、弘法大師空海は今も荒野の山のなかにいる。そこでは毎日食事を捧げる儀式がある。そこでは、温かいご飯を運ぶため、保温ジャーなどが使われていると聞く。このように、最先端の技術を使うことが、仏の智慧として推奨されているのである。

 儒教の「古の聖人」発想で固着する危険性を、「現在も生きる仏」が見事にクリアしている点を、我々はもう少し考えるべきだと思う。

« 中小企業の生産性について 大企業と同じ尺度でよいのか? | トップページ | 中高年の世代が及ぼす害毒 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 中小企業の生産性について 大企業と同じ尺度でよいのか? | トップページ | 中高年の世代が及ぼす害毒 »