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2020年1月30日 (木)

日本教の実力主義の裏面

 日本教は、「お上を信じる」大衆の力により支えられている。そこでは、リーダーに対して、実力を見せることが必要になる。ただし、日本の場合には、侵略された経験が少ないので、軍事的な力より、知的な力が必要になる。しかしながら知的な力にも、

  1. 考えて答えを出す力
  2. 色々な物事を知っている
  3. 経験がある

等色々な面がある。しかも、評価しやすいモノは2.の知識量となってくる。

 この弊害が、成績優秀だが仕事のできない人材の出現となる。

 ただし、ここでもう一つの弊害の可能性がある。それは特権階級の情報独占である。例えば、山本七平が指摘したように

「陸軍内部では乃木将軍無能論」
「一般庶民には軍神乃木将軍崇拝」

と言う形で、軍の幹部(士官以上)は、秘密を知っていることで一般人より優位に立っている。

 なお、乃木将軍に関してはこのブログで別の意見がある。

http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/6-da01.html

このように、「秘伝」を知っていない人間を軽蔑し、知っている人間の自己満足を誘う。このような弊害も出ているように思う。

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