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2020年2月16日 (日)

怒りへの対処法

 昨日書いた、怒りに対する話をもう少し考えてみた。これは、色々と難しい面がある。まず、怒りの感情が暴走して、自分や他人を傷つける、これはできるだけ避けるべきである。しかし、

「怒りはいけません」

と無理に押さえつけると、鬱病にまで至る危険性がある。また、鬱からの回復が行き過ぎると躁状態になったりして、他人への攻撃的反応が出ることもある。

 このように考えると、怒りに対する対処療法は、どうも危ない。

 もう一つ、仏教の智慧を探ってみた。摩訶止観などでは

「瞋恚(怒り)が出れば、慈悲の心で対処せよ」

とある。これに関しては深く修行すれば、実行があるだろうが、中途半端に

「慈悲の心を持ちなさい」

だけでは対処療法にもならない。なお、天台大師が摩訶止観を説いた時代と現在は大きく変わっている。個人に対して、社会的な関与が大きく、しかもネット化した社会なので、個人が社会に発信する機会も増えている。このような時代の背景を考えた対応でないといけない。極論すれば、フロイトやユングのみた世界とも別の世界に生きている。

 さて、私が考える、怒りへの対処法のアイデアは以下の通りである。

  1. 自分に本当に降りかかっている問題への怒りに絞る
  2. 社会的な問題などは客観的に見る
  3. 自分で解決できることを明確にして対処する

つまり、感情を動かすことは、自分に直接かかっていること、しかも現実に今起こっていることに絞っていく。一方、他人の話や社会的な現象などには

 「距離を置いて客観的に見る」

ように努める。確かに、共感は大事であるが、取り込まれてはいけない。その人達を

「苦しんでいる!かわいそう!」

と見る。しかし、そこで自分を爆発させない.これが大事だと思う。距離を置いて、

「自分でできる本当の解決に役立つこと」

を見いだす。

 なお、過去の自分も.ある程度客観的に見るべきである。

「(子供のような過去の自分に)つらかったね!」

と語りかける。このような姿勢で、感情の爆発を抑えながら、

「本当に怒るべきことにだけ」

を見いだすことで、大分ましになるのではと思う。

(続く)

http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-7e221b.html

 

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