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2020年3月 7日 (土)

善悪の天秤について(続き)

 昨日の善悪の天秤について、もう少し書いておく。今回書くのは、十界の教えである。仏教では

  1. 地獄 苦しみの世界
  2. 餓鬼 飢えの世界
  3. 畜生 動物的な叫びと戦い
  4. 修羅 自分の正義に執着し戦う
  5. 人  現在の生きている人間・・・天秤の中心
  6. 天  人より良い状況
  7. 声聞 仏の教えを聞いて悟る
  8. 縁覚 何らかの縁を自ら見いだし悟る
  9. 菩薩 人を救う立場になる
  10. 仏  法界全てを作る

と言う、10の境地があるとしている。しかし、全てを造るのが、仏の力なので、それ以外の地獄から菩薩の9の境地を見ると、丁度真ん中に人間の世界がある。そこで、この世界を折り返すと

  • 地獄ー菩薩 地獄レベルの苦しみは菩薩の力が救う
  • 餓鬼ー縁覚 餓鬼道は悟ったら救われる
  • 畜生ー声聞 畜生の怒鳴り合いは、仏の教えを聞く声聞になれば救われる
  • 修羅ー天  自分一人の正義に捕らわれる修羅は、天の世界の多様な見方で変わる

と言うペアが見えてくる。これらの釣り合いがとれないと一方だけなら落ちていく。

 こうして菩薩の助けまで解っていると、自分の心の闇、つまり地獄にも向き合うことができる。

 これが、本当に

「深く罪福の相に達する」

ではないかと思う。

 

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