「人物」という表現について
先般から書いている、数値評価などの話に関連して、
「人物」
と言う表現について考えてみた。まず、一つ目は
「人は物ではない」
と言う反論である。もう少し言えば
「人には感情も知性もある、物と一緒にしてはいけない」
である。しかしながら
「成績だけ、金銭収入だけ、地位だけ・・・」
だけしか見ない人は
「物に対する見方もできていない!」
のではないかと思う。物作りに携わった経験からすれば、物に対しては
「外形、内部構造、機能、外部からの影響、経年変化・・・」
の多面的な見方が必要である。このような多面的な見方もせずに、
「人は物ではない」
と言っている人が多いと思う。とりあえず、
「人物という多面的な要素」
を一体に見る。ここから始めるべきではないかと思う。もっと言えば、
「他人の行動や感じ方を思いやる」
時にも、上記の「人物という見方」で多面的に考えるべきだと思う。
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