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2020年5月24日 (日)

本を読むと言うこと その6

 先日から書いている、本の読み方に対し、別の切り口での議論があったので、紹介し議論したい。

 この本が主張していることは、

戦前の旧制中学の数学教育においては、幾何の勉強を通じて、
論理的な議論などを学ぶ仕組みができていた。

と言うことで、現在の数学教育が、

「数学としての厳密さ」

だけを求めているが、旧制中学の幾何は、

「具体的な図を描きながら考える科学的思考の訓欄から抽象化していく」

と言う総合的な視点で作られている。

 更に、ヒルベルトの幾何学のような、数学だけの厳密世界の問題に対する指摘がある。p184

生徒の学力を超えて厳密な数学は生徒にとって厳密どころかかえって曖昧模糊とした印象を与えます。このことは中学生に(ヒルベルトの)『幾何学の基礎』を教えることを想像してみれば明らかです。

この問題は、数学の専門家に任せすぎた、教育の総合的な検討欠如にも絡むのではないかと思う。

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