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2020年9月 8日 (火)

日本文明の根本に「建前と本音の二層構造」がある

 山本七平の思想には、

「承久の乱が日本の革命」

という考えがある。これは大事な発想だと思うが、

「貞永式目に始まる固有法」

という議論に関して、少し疑問に思う事が出てきた。

 私の言いたい事は

  1. 律令制度の公地公民は「建前」で実質生きていない
  2. 荘園制度など私有地は「本音」として生きていた
  3. 建前の律令制度は、中華文明に対して見せるモノである
  4. 国の運営は「本音」で行ったから、科挙なども導入しなかった

という、「建前と本音の二層構造」が、律令制同導入の初期からできていた。もっと言えば、

「中華文明とのお付き合いの仕方で、建前のショウルームを上手に創って見せていた」
「国の運営は、本音の世界で無事行っていた」

という、中華文明との上手い付き合い方が、日本教の本質の一つだと思う。

 この発想なら、

「固有法は貞永式目を待たずに、荘園運営などの経験則で生まれていた。」
「北条泰時の時代に明文化した。」

という言い方ができる。

 

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