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2020年10月19日 (月)

空海の学び方と西洋文明的学習法

 先日から、弘法大師空海の著書を読んでいる。私ごときが理解できたとは言いがたいが、私たちが今まで身につけてきた、西洋文明的な学習法とは、全く別の学び方が見えてきた。

 空海には、密教が完全に体に入っている。つまり、お経を読む場合にも、そのお経を説いた仏様になりきって、自分のモノとして解説するような読み方になる。このような読み方は、私たちが西洋文明的な発想で教えられた、教科書を読み理解していくという発想とは違ったモノが見えてくる。

 例えば、般若心経を読む場合にも、唯識や華厳等の今までの教えが詰まった上に、密教的な呪法の解釈と説明している。このような体験型の読み方は、密教体系が完成した後から修行した成果でもあったと思う。既に全体像ができている、それを自分のモノとして、体得した上で発言する。

 このような空海の勉強法は、梵語を習得した体験も、影響しているのではないかと思う。文字の体系が座りよく構成されている。これは全体を見通した上で解る。その上で、個別の文字が、その位置にある必然性のようなモノが見えてくる。こうした経験があるから

  一見阿字 五逆消滅 即身成仏 真言得果

と言う、一文字を観ただけで、全てが悟れるという境地になるのではないかと思った。

 この話と、Twitterなどの短い文字でのコミュニケーション可能性に関しても、もう少し考えていきたい。

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