悪い物から目をそらさないで議論すべき
昨日、コロナのワクチンが日本で開発できない理由の一つに、
「軍事に関する研究に目をつぶっている」
https://twitter.com/suzyoshi1/status/1329298753686175744?s=20
とTwitterに書いた。
しかし、この問題はもっと広げて、議論すべきではないかと思う。現在の学術会議等の
「国防研究拒否症」
は、本質的に
「目をつぶっていれば、悪い物はない」
と言う発想である。しかし、世の中には、色々な国や支配者がいる。これと向き合わずに、「平和憲法」と唱えるだけで良いのだろうか?
さて、もう一つ別の問題を考えてみよう。これは、犯罪被害者の
「復讐権」
に関する議論である。私はある番組で、『人権派』の弁護士が
「復讐権という物は存在しない」
と公言したのを見ている。ただしそれは他の弁護士からたしなめられていた。私は、
「被害者が復讐の感情を持つ」
のは正常なことと考えている。ただし、
「法治国家として、被害者の復讐権を取り上げて、法の裁きとした」
いる現状がある。しかし、被害者の感情などにきちんと向き合い
「復讐権とはどうあるべきか」
と言う議論がきちんと行われるべきではないかと思う。ハムラビ法典の
「目には目を」
と言う項目は、
「復讐の限度をきちんと示した」
機能がある。このような面から議論を積み上げるべきだと思う。
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