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2021年1月 7日 (木)

#緊急事態宣言 の効果が出ない理由

 コロナの蔓延に対応して、首都圏を対象に緊急事態宣言を出すらしい。私は、今回の緊急事態宣言は効果が無いと思う。理由は前にも書いたが、大衆の心に響かないからである。

心に届く言葉とは: 勉強の方法補充 (cocolog-nifty.com)

 この問題を、世界の状況を見ながらもう少し考えてみたい。まず、民主主義国家と独裁国家の違いである。例えば

「中国はコロナの封じ込めに成功した」

と言っている。この発表自体に胡散臭さはあるが、私は可能性はあると思う。何故なら

「コロナを封じ込めるためには、(香港で行ったように)人権を無視して、感染者全てを閉じ込めてしまう」

と言うような、強権的な対応ができるからである。人権を無視して、監視と行動制限を強めれば、感染対策はできるだろう。

 一方、民主主義国家なら、このような強権的な方法は使えない。もう少し言えば

「歩的根拠のある民衆の支持を得た対応しかできない」

ただし、多くの国には

「緊急事態の対応が決まっており、一時的に政府の強権を認める」

場合がある。例えば、戦争や大災害の対応である。

 しかしながら、我が国には憲法上にも『緊急事態条項』がない。従って、本質的に強権発動はできなくなっている。このような状況で、行動制限は難しい。

 さて、ここで前回の『緊急事態宣言』はある程度効果があった。この理由を明確にしておく必要がある。このキーワードは『自粛』である。つまり

「多くの人が自主的に協力した」

成果である。そこで、

「何故前回は自主的に協力したか?」

と言う問題が出る。この答えは

「前回には皆に恐怖心があった」

だと思う。現在ほど、コロナの正体がわからず、治療法も確立していない。この状況で多くの人が恐怖から自粛した。現在は、コロナに関して少し見えすぎている。例えば

「若い者は死なない」

等という情報が広がっている。一方、

「大衆が納得して従う」

と言う形の自粛がある。これが、ある程度成功しているのは、大阪の対応だろう。吉村知事をはじめとする府の行政対応は、専門病棟の設置など見える形で、大衆に示されている。更に言えば、大阪は『都構想騒動』で、住民の参加意識は高い。これらが、大阪と他の地域の違いになっていると思う。

 日本の民主主義は、大衆の納得に支えられていることを、もう一度考え直すべきだと思う。 

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