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2021年1月13日 (水)

全能の神と進化する神

 プラトンの『国家』を読んでいて、感じることは、

「プラトンは神が作った『国家』は完全なモノ」

と信じている。そこでは

「神が行うことが『絶対的な善』である」

と言う信念がある。これが私達都は少し違うように思う。私の感じる神様ヤ仏様は

「進化して現在の状況に合わせる」

力があると思っている。この発想は、大乗仏教の成立とも関連している。大乗仏教は、当時において

「お釈迦様の正当な教えを受け継いだ」

『上部坐仏教』に対抗する形で生まれている。つまり

「伝統的なモノに対する反発」

が根底にある。それに対抗して

「仏の命は永遠であり、現在も霊山で法を説いている」

従って

「現在の状況に合わせた法を説く」

と言う、仏様の進化というか適応力を信じている。

 この発想は、

「昔の社会が理想」

という儒教とも一線を隔する。

 また、状況に対応するから、『絶対の善』という思想とも相性が悪くなると思う。

 日本教と西洋文明の違いがまた一つ見えてきた。

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