心に届く言葉とは
東京などで、コロナ感染者が一日千人を超えるなど、危機的な状況が続いている。これに対して、首都圏の知事達が、政府に
「緊急事態宣言の発令」
を要求している。しかしながら,今回は前回と異なり
「緊急事態宣言を出しても効果は薄い!」
と思う。理由は
- 緊急事態宣言に伴う強制処置がない
- 政府や都知事などの言葉は民衆の心に届かない
からである。
何故、心に届かないか?それは、
- 自分で責任を取らない人の言葉
- 言行不一致の人の言葉
のためである。知事達の,政府への要請活動は、
「自分達の責任逃れ」
と言う魂胆が見えている。一方、政府も首相の会食問題などで
「法的には違反してない」
と言う,自主的活動を否定する失言をしてしまった。このような言行不一致で、責任逃れの人たちが
「上から目線で発言」
しても届くわけがない。
その点、大阪の吉村知事の発言は、大阪府の衛生行政スタッフと連携して苦労を知った発言だけに,心に届いている。従って大阪の患者数は、増加を抑えることはできている。この違いを為政者はかみしめてほしい。
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