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2021年1月 2日 (土)

ソクラテスやプラトンが見た世界

 私たちは、先人の成果の上に立って、色々なモノを見ている。しかし、昔の人たちは、そのような成果を自分達で作り上げ、切り開いてきた。今回は古代ギリシャの哲学者のたった地点で少し考えてみたい。特に、プラトンの『国家』を書いた時点に戻って考えてみた。

 国家の中では

  1. 哲学者の政治(いわゆる哲人政治)
  2. 詩人から哲学者に若人の教育主体を移す

と言う主張がされている。このような主張が何故行われたか、その時代背景を見ながら考えてみよう。まず私たちがするべきは、

「法による秩序の維持」

と言う私たちの『常識』は、当時は確立されていなかった。もう少し言えば、

「アテネの市民としての『道徳』を道のように維持するか」

と言う問題にも、確たる答えがなかった。そこで従来行われていたのが、

「古代の英雄の働きを伝える叙事詩」

を、若い者に伝えて、

「英雄の行動をまねさせることでの道徳教育」

を行っていた。しかし、古代ギリシャの哲学者達は、ユークリッドの幾何学について学んでいた。そこでは

「普遍的な真理の世界」

が展開している。これを知ったソクラテスやプラトンは

「(幾何学にような)真理を求める力が哲学者にある」

と言う発想で、哲学者による支配や教育を進めようとした。

 なお、幾何学的な世界観には、論理の単純化が必要である。これは別途考えてみたい。

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