ご縁のあった人たち

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経験者の採用からブレークスルー的な改革へ

 政府の施策として、就職氷河期世代の正規雇用化が進んでいる。先を走った、地方公共団体などは、

「従来の新卒一括採用の人材にない、経験の力がある」

という有能な人財を採用できている。

 このような人財は、先輩から押し付けられた、従来の延長的な仕事の進め方でなく、自分の考えと経験を活かして、新しいものを生み出す力となる可能性を持っている。現在社会は、戦後の55年体制や、高度成長時代などの色々なしがらみが残り、そこから歪が生まれている。さらに、高齢化社会や、国際的な圧力などで、社会も大きく変化している。このような状況を考えれば、根本的な見直しを行うときが来ている。

 しかしながら、従来あるモノには、それなりの理由があることも少なくない。学者の意見表明なら、

「取り合えず壊せ」

等の発想もあるだろうが、責任ある対応を要求される組織なら、現実を壊すときには慎重にならざるを得ない。

 このような問題を考えると、今回の経験者の採用後の受け入れには、

「既存組織と採用された当人の両方が壊れない」

慎重な対応が必要である。

 この解決として、このブログで提案するのは、採用者の受け入れ時に、以下の項目を入れた研修を行うことである。

  1. 組織の構成と関連する人々(組織)の明確化
  2. その組織の歴史的な経緯

つまり

「全体像を描き、なぜそうなったかの理由を説明する」

研修である。但し、研修と言っても、一方的に教えるのではなく、一緒の作成することも有効である。このような全体像を描き、過去の経緯を明らかにすることは、現在あるモノの見直しになる。こうした見直しを通じて、無題や不足に気が付くことは多くある。教える側が学ぶこともあるだろうし、今までのしがらみがない人財から、本質的な質問を受けたり、新たなアイデアを得ることもあるだろう。

 今回の、氷河期人材採用を上手に生かして変革期の生き残りに成功してほしい。