2008年5月 2日 (金)

法律の読み方の実務例

 新入社員の皆さん、特に事務系の皆さんは、お金と法律の実務知識が重要である。そこで、法律の調べ方の実務を一寸説明してみよう。現在の世の中は便利になっており、インターネット上に、法規が公開されている。
  http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
は総務省が、e-Govの一環として提供しているサイトであるが、よく出来ている。

 さてここで、一つの例で考えてみよう。例えば消費者保護の関連で探してみよう。法律の名称が少しでも解っている場合は、法令名で検索した方が良い。一度「消費者保護」で検索すると、該当法令がないと叱られる。そこで、キーワードを「消費者」にして見る。

 そうすると、
 1.消費者契約法第十三条第五項第一号及び第六号イの法律を定める政令
   (平成十九年三月三十日)
 2.政令第百七号消費者契約法施行規則
   (平成十九年二月十六日内閣府令第十七号)
 3.消費者契約法(平成十二年五月十二日法律第六十一号)
他3件の法令が検索されてくる。
 ここで、よく見ると、「消費者契約法」と言う法律が最初に出来て、それを補う形で、1.消費者契約法の各条項を定める政令や、2.消費者契約法施行規則が決められている。
 この構造は、基本的な方針を決めるのは、国会の議決を経た法律でないといけない。しかし、実行の細部は状況により変化するので、政令にして内閣や省の段階で決める様にしている。そうしないと、国会は審議拒否などで寝てしまうこともあるから…
 
 さて、法律の理解は、やはり法律の条文を読むことから始る。この場合は、3.消費者契約法を、読むことである。該当ページを自分で見ながら試して欲しいが、消費者契約法をクリックすると、諸費者契約法の条文が出てくる。ここで大切なことは、第一章の総則をよく読むことである。特に法律制定の目的を理解していると、実務上の応用が出来やすい。例えば、
  「消費者契約法は、消費者が情報弱者であるから保護する」
と言う思想が伝わってくる。
 次に、実際の規制事項の細かい数値等は、2.施行規則を見ないと書いていないことが多い。従って、精神は~~法で、実務の詳細は~~施行規則を調べる必要がある。上記システムは、施行規則から関連した法の条文へのリンクも貼られていて使いやすい。
 法律で調べることがあれば、是非試して欲しい。
 

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2007年2月10日 (土)

政治家の責任

『インテリジェンス 武器なき戦争』と言う本を読んだ。この本を完全に信じるわけではないが、鈴木宗男氏の外交的な貢献は、かなりありそうに感じる。特にロシアの警備隊などとの関係維持に関しても別の記事で書いてあった。

 そこまで考えると、彼の追及とは何だったのであろうか?

 どうもこの国は、政治家の能力を正当に評価していないように感じる。鈴木宗男追及者のほうが国に対して、損を与えたように思うが、その面での追求はない?

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