今回の接待疑惑に関して
総理の息子の絡む、接待疑惑で、一人あたり7万円の食事と言う違法行為で、内閣広報官が辞職する事態になった。この話は、辞職した内閣広報官が『女性』であったので、
「山田広報官は菅内閣の強権政治の犠牲者」
と言う論調で、一部野党が叫んでいる。
しかし、今回の接待内容を見ても、どうも直接的な許認可の、利益供与には至らない感じがする。接待の目的は
単なる情報収集
であり、出席した官僚も
気軽に愚痴をこぼせる場
という感じで参加していたように思う。
私は、志ある有能な官僚には、レスペクトすべきだと思う。しかし、今回の山田広報官の動きを見ると、
調整が上手い
と言うレベルであり、これを大事にするかというと、一寸違う感じがする。
本当に大事にすべきは、
長期ビジョンと大局観を持って政策を実行する官僚
ではないかと思う。
このような評価が、ある程度はできる程度に、現在の日本の知的レベルは上がっているように思う。例えば、大阪府のコロナ対策では、保健行政の有能な官僚の働きが見えて、これを大阪府民は評価している。
これを考えれば、官僚のビジョンを、もっと民衆に見える形で示していくのも善いのでは無いか。
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