アメリカの作文教育の目次を見つけた。色々と参考になるので忘れないように書いておく。
<中1> 「私」についてーレトリックのためのアイデア
1.出発点(日記。私的な文章。公的な文章。)
2.もっと良く観察すれば、もっと良く書ける。(細部の観察。視点。目的。など)
3.感覚を働かせて(五感を働かせる。適切な言葉遊び)
4.もっと述べることはないか(印象を述べる。比較する)
5.人々の観察(顔の表情を見る。言葉で画を描く。など)
6.人々はいかに語るか(対話を聞く)
7.人々は互いに異なる(個人差に注意する。主想を述べる)
8.人々は問題を抱えている(問題について書く。解決を示す)
9.この時、この場所(細部を規定する。ムードをつくる)
10.経験にもとづいて(細部を選び構成する。冒頭・中間・結末)
<中2>目的を持ってー理由づけのためのレトリック
1.効果的な文章とは(レトリックのためのアイデア。内容・構造・文体など)
2.「問題」とは何か(知らせるために書く。内容・構造・文体を使って)
3.次に何をするか(説明するために書く。望ましい結果を得ること。など)
4.そこで何が起こったか(必要な情報を含ませること。1H5W)
5.それは何か(定義づけをする。通知の文章を構成する)
6.ユーモアを創る(適切な主題を選ぶ。ユーモアの種類。など)
7.サスペンスを創る(驚きと衝撃。サスペンスを組立てる)
8.ドラマを創る(即興。スキットを書く。など)
9.人を動かすことば(説得と行動。説得と考え。など)
10.世界を動かすことば(言葉の力。説得における内容・構造・文体。説得と聴衆)
<中3>プロットとプランーレトリックのための構造
1.レトリックとは何か(レトリックの主要な3つの部分。公的な文章の規則。など)
2.構造とストラテジー(正しい構造を選ぶ。直接的・間接的構造。効果を高める配列)
3.構造とストラテジーの実践(娯楽のための構造。説得のための構造。最上のストラテジーを見出す)
4.文から文へーどのように書いていくか(冒頭の文の書き方。一つの文から次の文へ)
5.ストーリーそのもの(物語の構造と時の順序。クライマックスを組み立てる。冒頭・中間・結果)
6.パラグラフとは何か(段落の定義。段落における主要な文。段落はいかに構成されるか)
7.文ー効果的な構造を見出す(効果性と文の長さ。変化と強調。など)
8.アイデアを組立てる(一般化に制限をつける。誤った一般化を認識する。など)
9.一般化のための構造の型(詩・散文における一般化。分類)
10.特別な型(質問・応答の型。枠組。事例)
付 スピーチ・ハンドブック
<高1>眼で見る以上にー論理とレトリック
1.作文と思考におけるレトリック(内容・構造・文体・段落の構成。正しい思考のための構造)
2.ことばの意味ー意味論入門(ことばの意味。文脈でのことば)
3.意味論(つづき)-外延と内包(外延的意味と内包的意味。内包はいかに我々に影響を与えるか)
4.抽象と具体(抽象のレベル。レベルの固定化。抽象的に書く。具体的に書く)
5.決定、演繹的推論(仮説を立てる。意味の重味づけをする。討論の技法)
6.演繹的推論の型(基本的な推論の型。確率と演繹。推論における問題点)
7.推論と事実(事実についての推論。誤った推論とユーモア。価値判断)
8.創造的な見方(ものごとを事実として見る。ものごとを創造的に見る。直喩・隠喩・類比)
9.創造性の諸側面(現実性と創造性。空想と確からしさ)
10.視点(物理的な視点。心理的な視点。物語り調)
付 スピーチ・ハンドブック
<高2>みんなが聴いているか?-説得のためのレトリック
1.書く前ーアイデアを見つける(主題に集中する。注意と考慮。問いかけから意見へ)
2.事実・意見・仮定(事実と意見との区別。仮定と意見。仮定と聴衆)
3.聴衆(聴衆のさまざま。特定の知識をもった聴衆。聴衆に合う材料を用意する)
4.正直さと聴衆(聴衆へのおもねり。宣伝と正直さ。適正なバランスを保つ)
5.説得の要素(聴衆の心をつかむ。自分の主張の根拠を示す。セールスポイントを出す)
6.レトリカルな問題(信頼度。仮定をチェックする。など)
7.一つの「良い理由」を示せ(仮定の検証。推論における問題点。論理的な理由を示す)
8.証拠とは何か(証拠をテストする。証拠と聴衆。内的な証拠からの推論、<例えばマクベス夫人の行動について彼女の性格から説明しようとすること>)
9.感情への訴えー取り扱い注意(感情への訴え。説得のことば。説得における問題点)
10.評定と生徒ーリサーチの事例
11.リサーチのための案内(リサーチとな何か。そのやり方。リサーチペイパー)
付 スピーチ・ハンドブック
<高3>パブリックな眼ー文体とレトリック
1.書くことは発見することである(内容・主題を見つける。適正な構成をする。目的に応じた文体)
2.日誌(日誌とは何か。アイデア銀行としての日誌)
3.文体の分析ー語(抽象的な語・具体的な語。象徴的な語。特殊な専門語を避ける)
4.文体の分析ー文(文の形式。並べる言い方。洗練された文の型)
5.文体は人なり(文体は何を表すか。書き手と読み手。皮肉な調子)
6.文体は内容である(明瞭さを目指す文体。誠実さを示す文体。適切さを示す文体)
7.レトリカルな視点・作者の位置(文法と視点、例えば一人称・三人称なお。想像された視点。など)
8.文体のレトリック(文構造のレトリック。語のレトリック。ことばのレベル)
付 スピーチ・ハンドブック
P184~191
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