ご縁のあった人たち

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2020年3月12日 (木)

不倫の原因について

 先日書いた不倫について、もう少し動機面で考えてみた。私の考えでは、不倫は大きく分けると

  1. 元から結婚に不満であった 『確信犯』
    1. 偽装結婚(本命と結婚後も続く)
    2. 不倫相手のマインドコントロールが継続している
  2. 結婚後の不満から出た
    1. 精神的な不満
    2. 肉体的な不満

と言う動機がある。もっともこれの複合した複合もある。

 さて、ここで1.の『確信犯』の場合には、何かのタイミングでコロッと変わることがある。『確信犯』になるぐらいだから心は強い。その向きが変わると、不倫を反省しとことん尽くすタイプになることが多い。(相手が受け入れた場合)また、マインドコントロールがらみの場合には、一度解けると、コントロールした人間への憎しみが出ることが多い。このときも反省は深くなる。

 一方、2.の不満に関しては、精神的な不満をもう少し具体化すると

  1. 寂しかった
  2. 認められなかった

が多い。ここで大事なことは、現在社会において、

  • 自分に自信が無い
  • 人に認めてもらわないと行けない

人が多くいることである。伴侶に認めてほしい、しかもそれを言葉でほしい。更に、他人が褒めてくれるともっとよい。そこで舞い上がって『不倫に走る』というパターンが少なくない。馬鹿らしいおだてに乗ってしまう人が少なくない。

 このように考えると、このように

「自分に自信が無い、自分を客観的に評価し認められないから、ちょっとしたおだてに乗ってしまう」

 人は、色々な所にいるように思う。

2016年12月 6日 (火)

就活失敗の原因について

 先日FaceBookで、日経ウーマンの面白い記事を見つけた。
 http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/071400090/080100002/?n_cid=nbpwol_twbn&rt=nocnt
大まかにいうと

 女性の交際相手の選び方であるが、
   「自分は妥協して格下の相手を選ぶ
行動をとったときに失敗することが多い。この理由は、
   「無意識のうちに相手を見下している。」
ためにそれが言動に出て、相手を怒らせるからである。

という話であった。これは、納得するものが大きい。確かに、本当に「高嶺の花」が、相手してくれるなら、少しくらい見下されても我慢できるだろう。しかし、「並みの相手」の「妥協して付き合ってあげる」と言われたら、普通の人間は腹が立つと思う。

 さて、就活の場でも同じようなことが起こっていると思った。以下のようなストーリーを考えてみよう。

場面1 就活生がキャリア指導を受け、高望みしてはいけないと言われる
場面2 この学生は、安全策を考えて、格下と思う会社の面接を受ける
場面3 面接時に、学生の「来てやっている」という態度を面接官は感じる
場面4 丁重なるお断りメールの発送

これは、上記話と全く同じパターンである。
 実は私も現役時代に、ある大学教授から、彼の研究室の学生が就職した時の推薦を聞き腹が立ったことがある。その内容は以下の通りであった。

「彼は、非常に優秀で研究者の道を歩ませたかったのだが、経済的な理由で就職させる。有能な人材なのでしっかり育ててほしい。」

これで何が腹が立つか?私はここで、教授の腹の中にある、「研究者が企業で働く人間より高等」という優越感を感じたからである。「格下の企業にくれてやる」という言い方には、非常に腹がたった。

 このような話は、色々なところであると思う。
 この問題の本質の一つは、評価の多様性ということを受け入れられず、自分と相手の関係を、どちらかを上にしないといけないという発想にある。自分を格上と考えたがる、このような単線思考では、多様化の時代にはついていけなくなると思う。

2015年8月22日 (土)

LGBT(性的少数者)に対する議論について

 近頃、LGBT(性的少数者)に対する配慮~~と言う話を時々聞く。この話に関して、少し時間軸を広げて、宗教的な側面も含めて考えてみたい。
 江戸時代の西鶴を読めば、男の子は、子供の頃は念者、つまり男子同性愛の愛人になる。つまり、愛を受ける立場になる。そして成長するに従い、自分の方が愛する側になっていく。そして、相手に女性を選ぶようになっていく。このような、流れができていて、性的な対象に関し自由度が認められていた。また、大奥に於いては、女性同士の性愛もあり、張形などの性具もあった。
 一方、キリスト教(ユダヤ教も含む)の聖書によれば、子供をつくらない性行為に関しては、厳しい禁止事項がある。このような禁止事項の文脈で、同性愛に対する異常扱いが生まれてきた。
 ここで明治以降の近代化に於いて、西洋的な倫理(道徳)の押しつけも行われる。
 ここから、同性愛に関しての、偏見が増えてきたように思う。
 しかし、正常と異常と言うものを、簡単に切り分けることが良いのだろうか?
 LGBTの人たちが、苦痛に感じる制度、不便を感じる制度、これに関して改善は必要だと思う。
 しかし、社会が、
   「これは正常」
と決めつけすぎていることが、根本原因にあるのではないかと思う。
 あまり「正常」にこだわることは、異分子排除につながってくる。
 ここに、もう少し余裕が必要ではないかと思う。 

2014年5月27日 (火)

妻が夫のキャリアに嫉妬?

 今朝の日経BPの記事を見ていたら、

  「え! 妻がご乱心?」 夫のキャリアに嫉妬する高学歴妻のプライド
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20140523/265207/

と言う、笑えない話が載っていた。
 このブログでも、就活中の女性に関しては、色々と書いていて少しはお手伝いしたつもりであるが、この結果に関してはまだ描いていなかった。しかし十分に予想できる結果である。会社のことが判っている、夫婦であり、しかも奥さんが出産時にリタイヤした。その時点で、惜しまれて退職と言うパターンである。
 そして、40代半ばから50代になり、子供が手を離れて、奥さんが色々と考えだす。そこで見ると、自分が勤めていた時代には、余りさえなかった夫が、管理職などになって、威張っている。一方、奥さんの方は、手が空いたので仕事を探すと、単純作業等しかない。そこで家で、夫に当たる。このようなことで、『嫉妬』と言う言葉が出て来るらしい。
 この話の裏側には、男女ともにある、大企業の社員の再就職問題も絡んでいる。夫より、若い時代は優秀だった人、この人が身につけたものはなんだったか?これが問題である。正直言って、50代になって、30代に身につけたスキルが生きる人は少ない。
 さらに言えば、スキルがしっかりしていれば、自分の立ち位置も見極めがつき、新しい職場にも適合できると思う。高学歴・一流企業などと言う尺度は、しょせん借り物である。自分の中にあるモノで勝負しないといけない。
 確かに、
   「無能な亭主でも『部長』が務まるのに、私の仕事がない」
と言うのは、腹立たしいかもしれない。しかし、彼はそれなりの、苦労もし、成長しているのである。それを見抜けないようでは、仕事の場でもトラブルを起こすと思う。
 今の就活中の人たちは、このようなことがないように、常に自分のスキルアップに励んでほしい。

2014年5月 1日 (木)

仕事に「恋する」とは

 STAP細胞に関して、私は存在するを指示しているが、研究者と企業での立場と言う観点で、少し見直してみた。前にも書いたが、学者と企業人の違いは、客観性と主観的な取り組みである。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-ea1e.html
 これを突き詰めていくと、一つの仕事に『惚れ込む』という状況もある。
 この観点で面白い議論が、見つかった。
 http://www.news-postseven.com/archives/20140421_252736.html

中森:それでも彼女が出てきたのは、愛するSTAP細胞のため。彼女は日本中を敵に回す覚悟でSTAP細胞を守りたかった。「私のことは嫌いでも、STAP細胞のことは嫌いにならないでください!」ですよ。僕は完全に心を動かされました。30歳の女性が信じるもののために戦った。その顔は美しかったよね。

学者は、このようなことは、思ってても言えない。つまり客観的、冷静であるという美学がある。しかし、仕事を成し遂げる人間には、このような熱意が必要である。
 なお、仕事を成功させるには、このような熱意を持つ若者を、上手くコントロールして育てる上司が必要である。今回の理研は、このような面では不合格である。

 話を戻すが就活で、失敗する人に、このような熱意の話が、一つの参考になれば幸いである。

2013年9月25日 (水)

総合的な観点がどこで抜けたか

 テレビで、時々『総合診療医』という肩書を見る。確かに今のお医者様との付き合いでは、自分で一次診断をして、この時は耳鼻科、この時は内科・・・と区別していかないと、本当の病気を見てもらえないことがある。そういう意味では、総合診療医の存在は、ありがたいものである。
 しかし、この場合の総合診療医でも、最後の診断結果は『XX病』と言うことで、特定臓器の異常に診断が絞られていく。確かに、診断は総合的だが、人間観は特定臓器の積み重ねであり、病気も特定部分の機能障害に絞り込んでいく。東洋医学などでいう、気の流れとか、全身の勢いのようなものは、どこかの部位に還元されてしまう。
 このような発想の一つは、西洋文明の機械的人間観が、根本にあると思う。時計が不良になったとき、分解してどの歯車がおかしくなったか、原因を究明する。これを人間に、当てはめている。
 これと同じような話が、SEXについてもあるように思う。ロマンティックな言い方をすれば、お互いが、好きあって抱き合う。こうしてお互いの温かさを感じ、気が交わる。その中で、肉体部分で交われるものとして、口と口を合わせたり、性器を結合したりする。このようなSEX観があったと思う。しかし今のSEX観は、「どこの部分を、どのような形で刺激したら、快感を得ます。」と言う機械的な、話に重点が置かれているように思う。
 このような人体を、機械とみる発想は、さらにゲーム世代になるともっと進むような気がする。人間というものは、もっと総合的な何かがあると思いたのだが、さびしいことである。

2012年4月30日 (月)

誰に相談するか?

 近頃の若い人たちは、自分の仕事などについても、親・恋人(彼女)に相談して、自分では決められないという話を聞いた。
 しかし、私が見るところでは、もう一つある。それはネット上の相談である。大学入試で有名になった、Yahoo知恵袋などを覘いてみると、色々な相談がある。
 ただこの相談、どれも心地よい答えしか返らないことが多い。特にネット上の場合には、色々な人が意見を言うが、どちらかと言うと賛成側の人間が書き込むことが多くなる。さらに多くの人間の中には、誰か賛成を言う人間がいる。確かにロングテール市場開発などでは、このような変わった意見の人の集積も有効である。
 ただ、人間生活上は自分と異なる意見を認めないと、生きていけないと思う。
 この折り合いができていない人が多くなってきたと思う。

2011年3月21日 (月)

文系の研究について

 雲居雁様と議論した内容で、残しておきたい内容があるので、ここに改めて記載する。
雲居雁様は、今大学で文学関係の研究をされている。私は、工学系の出身だが、学際的な分野に色々踏み込んだし、昔からSIハヤカワの一般意味論等にも興味を持っているので、文系の研究に関しても、一言言わせていただきたい。
 まず、良い研究成果について私の意見では、以下の2点を満たす必要がある。

  1. よい着眼点
  2. しっかりした論理展開

 なお論理展開には、狭い意味の論理的と言うことだけではなく、概念装置(理念型)の作りかたや、思考実験の適切さなども含まれている。このような論理展開は、学者生活の中で、徒弟制度的に身につけることも多い。最初に書く論文は、先行研究に少し付加価値をつけたものとし、その展開の中で、議論の仕方などを身に付けていくのが標準的な訓練方法である。
 しかし、ある段階で研究者として独り立ちするためには、自分独自の観点を持つ必要がある。特に文学などでは、人間性に対する深い理解が必要である。そのためには、自分の人生経験と、良い文学作品を読み込んだことによる、仮想体験を積む必要がある。
 若い時代に、良い文学作品と向き合い、多面的な人間の理解を持つことが、この段階で必要になる考える。

2011年3月13日 (日)

文系の科学に関する日米比較(論文の読み方)

 このブログの読者の一人で、尊敬する研究者の雲居雁様とメールでやり取りした時、

「アメリカの研究者は、論文を1時間で解読する。」

と言う話をしたら、少し興味を持っていただいた。

 しかし、この話には、もう少し裏側の条件がある。アメリカの研究は、細かい論文をたくさん作るシステムができている。具体的には、先行研究の論文を踏まえて、付加研究を行うと言う方式である。
 これを知っていれば、ある程度論文を読んだ人にとっては、どの先行研究に何を付加したと、読み解くだけで、論文を評価できる。具体的には、引用文献に目を通し、どの論文を下敷きにしているか判断し、そこの付加分を読み解くのである。
 これだけで済ませば、1論文1時間で処理することも簡単である。しっかり読み込む論文には、きっちり時間をかけないといけないが、概要を知るだけで十分な論文には、仕分けも重要である。

2011年3月 6日 (日)

シングルマザーの就活について(補足)

 アクセスログを見ていると、『シングルマザーの就活』関連で、しっかり見ていただいている読者に出会った。
 この方の状況が見えないので、見当違いになるかもしれないが、私の経験で少しアドヴァイスしておきたい。まず、今回の話は、生別(離婚)によるシングルマザーの話である。この様な人たちに、助言する人が以下のようなことを言うことがあった。

「離婚するには、一方だけが悪いと言うことはない。お互いに悪いところがある。相手の方が悪いところが多いとは思うが、貴女にも責任があるのだから。」

これは確かに一つの見識であると思う。しかし、私は別の言い方をした。

「貴女の子供が大きくなった時、『お父さんも立派な人だったが、お母さまの方が立派すぎて一緒に暮せなかった。』と言えるようになってはどうか?そのためには、シングルマザーのキャリア社員と言うのは、現在社会的な認知度も高い。貴女は、そこまでいけるモノを持っている。苦労するかもしれないがやってみてはどうか?」
「結婚したのは、それなりに良いところがあったからでしょう。それが、冷静に言えるようになりなさい。」

この様な考え方はいかがであろうか。

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