2008年10月18日 (土)

指導力不足の教師について

 今朝のNHKニュースを見ていたら、指導力不足の教師は全国で371人で、内60%が勤続20年以上のベテランが占めていると言う放送があった。これを見て最初に思ったことは、
 「ベテランは新しい教育技術などについていけないからかな?」
 「そのような評価は、ペーパーテストで行っているのかな?」
と言う感じで、対人能力に関しての問題とは思っていなかった。逆に、ペーパーテストだけで試験したら、対人能力など基礎的スキルを見落としていないか心配であった。

 しかし、NHKのホームページhttp://www.nhk.or.jp/news/k10014808991000.htmlで見たところ、子どもとの信頼関係を築けないなど、対人能力にも問題があるらしい。これはひどい話である。そのような教師が、20年も勤続していたと言うことが、問題である。

 若手教師は、指導力不足になる前に、研修するから指導力不足は少ないと、文部科学省は言っているが、今まで問題教師を野放しにしていた責任は、大きい。

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2008年7月17日 (木)

怖い人

 本日、一寸したことで、マスコミ関係の人とご一緒した。そこで自分の癖を指摘された。

 実は私は、直ぐに腕組みや、スーツの内ポケットに手を入れる、癖がある。これは、見る人が見たら、危ない姿勢かもしれない。例えば、懐に刃物を持っていつでも切りつける体制や、小型のICレコーダを胸ポケットに隠しながら、録音したり・・・

 相手の方は礼儀正しく、お体のぐあいでも悪いのではと、聞いてくださったが、危ない人に見られていたのかなと、苦笑してしまった。

 しかし、刃物の可能性は少ないが、ICレコーダを懐に呑んで、人の話しを聞く人間は、少なくないように思う。

 なお、私は、ナンバ歩きの訓練のために、手を振らないようにしたので、自然と胸の辺りに手が行くようになっている。決して危ない人間ではありませんから(苦笑)。

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2008年4月19日 (土)

写真写りが悪いとは

 「貴女は写真写りが悪い。」と「貴女は写真写りが良い」は、どちらが褒め言葉であろうか?写真写りが良いという事は、本物が良いのに、写真だけが良く写っている。つまり「あんまり、良い顔ではありませんね~~」と言うメッセージが込められている。

 それなら、写真写りが悪い方が良いのか?これも困ったことがある。写真には2つの特質がある。その一は、残ると言うことであり、もう一つは現在の技術の特性であるが、コピーやメールで、広く伝わると言うことである。特に後者が問題である。今では、面と向かっての印象より、メール等で転送された情報が、独り歩きする。

 こう考えると、写真写りにも気を配るべきと改めて考えた。

 某大学のキャンパスで、
   「ここで写すと就職に有利と言う写真撮影ボックス」
があるのを思い出した。

 

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2007年9月25日 (火)

ドラゴン桜の勉強法まとめ

 何回か題材にした、『ドラゴン桜』の勉強法を、以下のページにまとめた。http://homepage3.nifty.com/manabizz/doragonkyouiku.htm

 このようにまとめてみると、ドラゴン桜の勉強法は良く出来ている。ここの手法も良いが、全体としてのバランスが良い。

 全体をまとめるには、その利用者を想定して、シミュレーション小説にするのが効果的だと思う。

 今後の社会人の基本スキルとして、登場人物の役作りを自分で行って、その上でシミュレーションする能力が重要と感じた。

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2007年8月14日 (火)

熱に強い電子回路設計

 昨日までの電子回路と熱の話を、もう少し突っ込んでみたい。

 まず基本は、熱を出さない。そのためには、余分な電力を使わない。そこで、低い電力で動く回路を使用する。また、効率の良い回路を使うということになる。これらのことは、それだけ聞くと、単純に実行すればよいという結論になる。しかし、低い電力は、低いノイズマージンやS/N比に繋がることになる。効率の良い回路は、歪など信号の質の低下に繋がることもある。

 昔は、SSBで不要サイドバンドを、フィルタで強引に削除していたが、このような無駄なエネルギーは、許されなくなった。しかし、その時代のS/Nは20dBでも小さいと言っていたのに、我が家のADSLのS/Nを測ると5dB程度しかない。厳しい条件での設計が、必要になっている。

 このような設計を実現するために、時間領域と周波数領域の両面での理解が必須となっている。数学の基礎の上で、動作原理を知る必要がある。そのため、経験便りの対策では、難しい面が出ていると思う。

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2007年4月 9日 (月)

電子工学は凄い

 昨日の続きで電子工学について考えてみた。昔の電子回路では、多少のエネルギーの無駄遣いを許容しても安定性などを得ていた。しかし現在の技術への要求は、高性能と省エネルギーを同時に実現しないといけない。

 例えば30年以上前のアマチュア無線では、SSBのフィルタで30dBの減衰など、減衰したうちには入っていなかった。しかし現在では、SN比(信号/雑音)が5dBもあれば充分と言う世界である。しかも、上記フィルタで切り捨てられる部分の電力がもったいないと言う議論さえ出ている。

 また最終段の電力増幅でも、昔は直線性を維持するためには、効率の低いA級増幅を使っていたが、現在は効率の良い増幅器を使い、線形性はフィードバックをかけて、ディジタル部分の入力まで使って補正している。

 このような厳しい実現で、ようやく携帯電話などの小さく持ち運ぶことのできる機器ができると改めて認識した。このような設計には、少なくともフーリエ級数を使いこなす必要がある。このため、学生時代の勉強が基礎として必要である。 

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2007年2月19日 (月)

センサーネットワーク社会

 社団法人計測自動制御学会の『計測と制御 2007 2月号』は、
 『社会システムを支えるセンサーネットワーク技術』
の特集である。また、社団法人情報処理学会の2007/2月の学会誌が、
 『社会の未来を拓くネットワーク情報共有空間』
の特集であり、『センサはWebを超える』と言う記事もある。

 両者に共通しているのは、従来は、特定の目的のために『専用のセンサ』を設置し監視する社会であったが、今後は汎用のセンサが、インターネットに情報を供給する。その上で、情報を判断し加工することで、自分に必要な情報を抽出する社会になると言うことである。

 従来からセンサを遠隔監視するための通信線の利用は行われていた。それがIP電話のセンスで、インターネット上の1:1接続を利用して、遠隔監視をしている例も多くなっている。しかし、センサネットワークと言う発想は、根本的に異なっている。

 例えて言うならば、従来のプログラムに付属する個別データから、データーベースとして独立の存在に変わったのと同じ変化が、センサの世界で起こっている。各センサがIPアドレスを持ちSQLで検索できると言うことは、この辺の事情をよく示している。

このような独立系のセンサーが多数存在する世界では、
  「どの情報をどこから取り出し、どう加工するか。」
と考えるレベルが重要になり、従来のどのように実現するかと言う議論の前段階にも、重点がおかれるようになる。言い換えると工学の世界に、人文科学的・社会科学的な分野が加わるようになる。一つの例として、『計測と制御 2月号』では、センサーネットワークの要素技術として、無線通信や統計的手法などに加えて、民族誌学的手法による計測データの決定の項目について記述している。

 この変化は、今は小さいが、今後もっと大きな波になりそうな感じである。そのためにも、文系の手法を企業で実用化できるように、大学の経営学部等に頑張って欲しいものである。

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2006年11月 1日 (水)

技術論議(電子工学から)

 仕事の都合で、電子工学のこの50年ほどを振り返ってみた。50年ほど前には、電子回路と言えばテレビやラジオで、トランジスタと真空管が入り乱れていた。当時はアマチュア無線で、自作も良く行われていた。従って、電子工学や通信工学の大学に、入学した学生が既に大学で学ぶ電子回路の知識のかなりの部分を、実践的に身に付けていた。実際当時のトランジスタ回路では、理論で概略の設計はできても、最後に部品の特性に合わせた調整が必要であり、勘とコツの世界が生きていた。その時代で、物造りの基礎の知識は、工業高校でバランスよく教えられていた。

 一方、現在の電子回路は、携帯電話、パソコン、ディジタルテレビと高度化・多様化している。このために、回路の設計時にも制御理論と言ったフィードバック回路の設計から、分布定数回路など広い技術知識が必要である。そのためのシミュレーション等のサポートはかなり充実している。逆に、回路の設計は確りしているので、机上計算通りの性能が出ており、勘コツの世界は少なくなっている。このため、大学などの専門的な理論教育が重要になっている。現在の大学入学時のアマチュアが、回路設計から実用的な実装に持ち込むのは現実的には難しくなっている。

 ところで、国家技能検定の電子機器の組み立ての学科試験では、従来どおりの個別トランジスタの回路に一部オペアンプの回路が入っただけである。昔は、このレベルでかなりのトラブル追求能力があったが現在では、難しくなっている。

 このような、物造りに要求される基礎技術と知識が高度化しているが、全般的な一般的な工学知識を持った技術者の大学からの供給はまだ少ないように思う。特に従来の企業の姿勢が、新卒の素質に期待し、学校の知識に期待していなかった面もある。現在は転換期になっていると思う。

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2006年5月13日 (土)

大学院について

お世話になっている流風師のところで、大学院の話があったので、思うところを書いてみる。まず、大学院の性格が2つある。
 ①研究者の大学院・・・博士課程前期・後期
 ②高度教育の大学院・修士課程例えばMBAなど

そもそも、修士はマイスターと同じ語源であり、独立して高度なことが出来るという意味で、博士課程前期と同じにするのは無理がある。

修士課程には、高度な教育が必然であり、教育の専門化が必要である。一方、博士課程前期なら、研究者としての育成だから、研究の大家が育てるのは当然である。

ただし、世界の第一線での研究で死闘を経験した学生は、それなりの力があり、前期課程から就職しても、企業で成果を出すことも多い。逆に、生ぬるい研究の経験しかない場合が一番困る。現在のボーダーレス社会で、世界のトップクラスと戦っている企業にとって、
  「自分たちだけで褒めあっているような研究会」
だけでしか評価されない研究を、偉大と言うよな発想は困る。このような発想では、
「自分を有能と言わないような課題の与え方が悪い。」
と言い出すことになる。しかし、現在の技術相場で評価されない技術は、世界標準に切り替え追従してもらう必要がある。このような切り替えが出来ることが、就職の成功条件である。

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2006年4月20日 (木)

設計と言うこと

少し古い新聞情報だが、
 災害や防犯の情報を、IP伝送路で配信したら、とんでもない遅延を生じた。
と言う記事を見た。

昔から通信の仕事をしていた人間には常識である、蓄積交換による伝送と言うことが理解されていないから、このような事態が生じる。

現在は、便利な世界になり色々の手段を駆使すれば、簡単に求める機能を得ることが出来る。しかし、最悪時点での性能が確保できるかと言うと、簡単にOKとはならない。従来の社会インフラ機能は最悪条件での性能確保を考えて作っていた。その結果、通常ではオーバースペックとなり、コスト高となっていた。

このような、高信頼性かつ高コストを壊したのは、Windows95に始まるマイクロソフトの攻勢とYahoo ADSLの殴り込みである。どちらも、一部のバグや最悪時点の性能低下を許容しながら、平常時の使い勝手のトレードオフで勝ち残った。これを、導入しない場合の機会損失は、確かに大きかったと思う。

しかし、最悪時のインフラはしかるべき設計をしないといけない。このためには、物の実現のからくりを概略でも良いから理解し、危険を知っていないといけない。

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2006年2月17日 (金)

講師業の悩み

ある大学での講師経験から反省事項

私は、某大学で学外講師をしている。ほんの1時限(90分)の担当だが長くしている。そこで思うのだが、近頃の学生は私語が少なくなった思う。寝る学生が居るのは、相変わらずであるが、私語がないのは他人への迷惑がなくてよい。

この理由を考えたら、携帯メールの効果があるらしい。そう言えば、携帯の画面を見ている子が居たな。

と思っていたら、他の先生から、『私語が多くざわついている』と言うぼやきを聞いた。これでもう少し考えてみた。

私は、企業の教育の癖で、学生には概要の資料をプリントして配り、パワーポイントで説明する。上記の先生は、黒板版書でノートさせているとのことであった。学生達は、解らない時になるので、近所に聞くので私語が多いのではないか?
私の時には、プリントを後で見ればと言うことで、寝ているのではないか?

静かと言っても安心してはいけない。悩ましいことである。

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